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【登山便利グッズ】加圧ボールペンを使ったら記録がとても楽になりました

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登山便利グッズ 加圧ボールペン

山に登っているときは、コースタイムや植物の名前、登山道の状況などを記録しています。

これまで、筆記用具は主にえんぴつを使用してきました。

ボールペンは紙が濡れたり気温が低いとインクが出なくなるし、ペン先を出しっぱなしにしてウェアを汚してしまったことがあり、あまりいい印象がありません。

ところが、加圧ボールペンに出会って状況は一変。紙が濡れても、気温が低くても書けるので、登山中の記録がとっても楽になりました。

本当に助かっているので紹介します。

 

 

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書けないストレスを解消してくれました

早速ですが、わたしが使っている加圧ボールペン2種です。

パイロットのダウンフォースと、三菱uniのパワータンクです。

加圧ボールペンとの出会いは、仕事の取引先からノベルティグッズとしてもらったパワータンクが最初です。

加圧ボールペンとは、ボールペン内部が加圧されているので、ペン先を上に向けても書けるという優れもの。

普通のボールペンは、水平にして壁に紙を当てて書いても、だんだんインクが出なくなりますよね。それが上に向けても書ける。

仕事では車の下にもぐってメモすることがあるんです。寝そべった状態でメモすると、普通のボールペンはすぐに書けなくなるので、そうなったらいったん車の外に出て書くしかありませんでした。

ところが加圧ボールペンは、寝そべったまま、顔の前でメモが書ける。仕事がはかどるだけでなく、書けないイライラからも解放されました。

説明書きを読んだら濡れた紙にも書けるとあったので、登山でも使えるんじゃないか?!というわけで、半信半疑で使ってみたところ、登山中の記録が見事に楽になりました。

 

 

登山の困り事も解消してくれました

加圧ボールペンは、ノックすることで内部の空気が圧縮され、その圧縮空気がインクを押し出す仕組みです。それによってこんな利点があるそうです。

 

▼パイロット「ダウンフォース」

  • 書き出しからくっきり
  • 濡れた紙にも書ける
  • 上に向けて書いてもインキが逆流しない

 

▼ユニ「パワータンク」

  • 上向きでも書ける
  • 濡れた紙にも書ける
  • 氷点下でも書ける

 

2つとも、ほぼ同じような性能です。

「濡れた紙に書ける」「氷点下でも書ける」とくれば、工事現場など、屋外作業する人が使うことを想定して作られたのかなぁと想像しますが、なんにせよ、これが登山にドンピシャなのです。

 

濡れた紙にも書ける

山に登っていると、自分の汗でザックまでしっとり濡れたり、雨で装備が濡れることってよくありますよね。

加圧ボールペンはそんなときもちゃんと書けます。

ダウンフォースとパワータンク、ゼブラのジムノック(事務用ボールペン)で、濡れた紙に字を書いてみました。

濡れた紙に書ける加圧ボールペン

どのボールペンも書きずらいですが、一般的な事務用ボールペンのジムノックは、書けば書くほどインクがでなくなりました。

対して、加圧ボールペンは安定してインクが出てきます

雨が降っていようが雪が舞っていようが、山行記録はとらないといけないわけです。濡れても書けるメモ帳も持ち歩いているんですが、できれば普通紙にプリントして持ち歩いているベアリング表とか、地形図に、直接メモしたい。

というのも、情報が一か所にまとまっていると、報告書を作ったり見返すときに楽ですし、わたしのことだから、バラバラにメモしてるとあとから「あれ?このときのコースタイムどこに書いたっけ?!」となるのが目に見えてますから。

濡れてヨレヨレになった紙に書けるのは、ほんと助かります。

 

氷点下でも書ける

冷凍庫でキンキンに冷やしてみました。

冷凍庫で冷やした加圧ボールペン

マイナス15℃以下の冷凍庫に3時間放っておいた結果、当然ですが、普通の事務用ボールペンは、インクがかすれてうまく書けません。原因は、インクの粘度が高くなるためなんだそうです。

加圧ボールペンは、最初の2文字くらいは引っかかるようなぎこちなさがあるものの、その後はスムーズに書くことができました。

氷点下でも書ける加圧ボールペン

1週間冷凍庫に入れっぱなしにして試してみましたが、結果は同じです。

北海道の冬山では「ボールペンは使えない」のが常識でした。2B~6Bの芯が軟らかいえんぴつを持ち歩いていたんですが、えんぴつって使っていくうちにだんだん太くなるし、芯が折れたら使い物にならない。

寒い中でもボールペンでサクサク書けるのは、便利を通り越して安心感につながる気がします。

ちなみにマイナス20℃以下はまだ未体験なので、今シーズン試してみて後日報告したいと思います。

マイナス25℃の十勝岳で問題なく使用することができました。(2020年1月26日)

冬山

最近では、非常持ち出し袋にも加圧ボールペンを常備してみました。防災用途としても秀逸だと思いますね。

ダウンフォースとパワータンクのどちらも、価格・性能ともに大きな差はありません。あとは好みの問題だと思います。

個人的にはカラーバリエーションが豊富なダウンフォースがおすすめです。クリップをはさむと自動的にペン先が収納される機能もあって、わたしのようなうっかりさんタイプ向きだと思います。

以上、わたしのなかで久々にヒットした登山の便利グッズでした。

 

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