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登山初心者におすすめガイドブックの選び方

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登山 ガイドブック 夏山ガイド登山レベルに関係なく、ガイドブックはあると便利なものです。

難易度やコースタイム、登山口までのアプローチ、標高差、コースの特徴や危険個所など、登山に必要な情報がコンパクトにまとめられています。

統一された基準のもとに体系だてて山が紹介されているので、比較検討が容易です。この山を登ったら次はちょっと難易度を上げてこの山に挑戦する、といった使い方が可能になります。

ただし注意したいのは、ガイドブックだけを頼りに登ることはできないということ。山の情報は地図の方が圧倒的に豊富です。

ガイドブックは事前の情報収集や振り返りに使うもの。現地に行ったら地形図を活用するのを忘れずに。

 

 

1.ガイドブックの必要性

行きたい山をインターネットで調べると、個人の山行記録などが無数に出てきます。設定条件が三者三様で個人差がとても大きいため、そこにある情報は残念ながら参考になりません。

同一人物でも体調や天候、装備などでコースタイムは違ってくるもの。ましてや登山スタイルは人それぞれで、タイムを競うピークハンターもいれば、花や景色を写真に収めながらのんびり登る人もいます。

対してガイドブックは、統一された基準が用いられています。そのため、体系だてて山を比較することができます。

コースタイムも「日帰り装備で休憩なし」などの設定条件が設けられているので、バラつきがあまりありません。

計画を立てるときに利用するものですから、基本情報に絶対的な信頼性がなくてはなりません。相性のいいガイドブックを見つけたら、シリーズで購入することをおすすめします。

 

2.ガイドブックの種類

ガイドブックには、地域別(例:北海道の山)、山域別(例:北アルプス)、日本百名山、沢登りのできる山、花を楽しむ山、冬山などいろんな種類があります。

初心者におすすめなのは山域別です。お住まいの地域に近い山域の初級コースが豊富に載っているガイドブックを探しましょう。

北海道の山の定番とでも言うべきガイドブック「夏山ガイド」は、北海道を6つの地域に分割してシリーズ化されています。ひとつの山に数ページを割き、ふんだんな写真と情報で構成されています。

わたしにとって、馴染みのない山に行くときは必ず目を通すバイブル的な本であり、北海道の山をリピートする人にはこのガイドブックがおすすめです。

こちらは北海道の地域別ガイドブック。道内全域の山を扱っていますので、必然的に人気のある有名な山に限られます。

初めて北海道の山に登る人や、百名山狙いの人におすすめですね。

 

3.ガイドブック活用法

情報収集に使ったあとは本棚に戻していませんか? 

だとしたら勿体ない!
ぜひ、自分のレベルを知る手がかりにガイドブックを活用しましょう。

活用例①自分独自のタイムやパターンを知る

下山後にコースタイムと実際にかかったタイムを比較します。何度もデータをとり経験を重ねていくと、自分独自のタイムやパターンが見えてきます。

単独で登ると0.7倍、大人数なら1.5倍、縦走テント泊装備は2倍といった傾向。体調の良し悪しや登りに弱く下りに強いといった、自分の特徴や課題を知る手がかりになります。

活用例②次回の予測に応用する

算出した独自のタイムは、次回の予測に活用することもできます。初めて登る山でも、自分のタイムやパターンを把握することで、計画により安全性を持たせることが可能です。

たとえば、いつもガイドブックのコースタイムの1.5倍かかる人なら、往復6時間のコースは9時間を予定します。日の長い季節に、できるだけ早い時間に登山口を出発する、といった対策を立てることが可能です。

わたしが初めてわが子を山に連れ出したときは、休憩を多くとることや場合によっては子どもを背負うことも考えて、縦走装備と同様の2倍のタイムで計画。結果は予測通りでした。

このように、自分の基準タイムがわかるとバリエーションに違いがあってもある程度の見込みを付けることができるようになります。

残念ながら諦めないといけない山も出てくるでしょう。でもそれが自分の実力レベルを把握するということであり、適格な判断ができるようになった証でもあります。

安全で楽しい登山には、自分の実力に見合ったコース選びが重要です。そのために、ガイドブックを最大限活用してください。

 

4.最新情報は自分で収集

登山 ガイドブック 北海道の山ガイドブックに載っている情報は、最新のものとは限りません。常に自分で確認するクセをつけたいですね。

よくあるのが林道の閉鎖です。林道は未舗装が多く、低気圧や台風の通過後に路面が掘れたり路肩が崩れたりして、車が通行できなくなることが頻繁にあります。

バスや電車の運行状況も季節によって変わります。北海道大雪山系の赤岳周辺は、紅葉シーズンになると一般車両の乗り入れが禁止されます。特別運行のバスで移動することになるため、バス時刻に合わせた計画を立てる必要が出てきます。

登山道が新しく付け替えられていたり、高速道路が通るため登山口が200メートル移動した山もありました。ガイドブックに載っていた標高の記載が間違っていたこともあります。

ガイドブックを盲信せず、最新の情報を入手してからお出かけください。

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