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子どもの登山 最初にそろえておきたい基本の装備(服装、登山靴)

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子どもの登山装備 montbell子どもの登山用品選びは、服装から靴まで安全をいちばんに考えて選ぶこと。

基本的なことは大人と同じですが、子どもの目線に立ってみないと分からないこともあります。

登山を続けるかどうかわからないうちは、安全に直結する装備である雨具と登山靴だけは登山専門店で購入しましょう。

他はしばらくタウン仕様のもので代用し、子どもの山に対するモチベーション次第で少しずつ揃えていってもかまいません。

子どもと一緒に登山を始めるときに、最初にそろえておきたい装備についてお伝えします。

 

 

1.ウェア

①速乾素材を選ぶ

子どもの登山装備 速乾素材シャツ

登山では体を冷やさないことが鉄則です。雨による濡れと自分の汗による蒸れ、そこに風が加われば、あっという間に体温が奪われます。

子どもは汗っかきですから、ウェアは濡れてもすぐに乾く速乾素材を選ぶのがポイントです。特に下着類は、汗を吸ったら乾きにくい綿100%素材は避けましょう。

 

②重ね着で調節する

子どもは体温調整機能が未熟で暑さにも寒さにも弱いため、どちらにも対応できるようにしておかなければなりません。

ウェアは重ね着し、こまめに脱着して体温を調節します。厚手のものを1枚持つより、薄手のものを複数枚持ち歩くといいでしょう。

 

③動きやすいこと

ストレッチ素材で動きやすいウェアを選びましょう。ジャージ素材は、動きやすくて乾きやすく、風通しもよいのでおすすめです。

綿100%のジーンズやチノパンは、動きにくいだけでなく、濡れても乾きにくいため不向きです。細身で体にぴったりしたズボンも、膝や腰などに負担がかかることがありますので注意しましょう。

 

④長袖・長ズボン

登山 長袖 長ズボン

服装は長袖・長ズボンが基本です。予期せぬケガや虫さされ、草木かぶれ、日焼けなどから肌を守るためです。

でも、夏の蒸し暑い時期にはどうしても半袖・半ズボンで歩きたくなってしまいます。あくまでも基本形ですから、安全を第一に考えて臨機応変に対応するようにしましょう。

 

④安全性をチェックする

ウェアの首回り、ズボンの裾、ウエストや腰回りについている「ひも」と「フード」は、思わぬ事故につながる可能性があります。

特に注意したいのは首回り。登山道によっては、小さな子どもの顔周辺に枝や幹などが飛び出していることがあります。

引っ張られたりひっかかりして事故につながらないよう、安全性をしっかりチェックしておきましょう。

 

2.雨具

子どもの登山用雨具 montbell

雨具は、天気の良し悪しに関わらず、常に持ち歩く登山の必需品です。雨天時だけでなく、防風対策としても着用します。

水の浸入を防ぎつつ、蒸れや汗の水分を逃がしてくれる防水透湿素材の雨具を選びましょう。

登山では、身につけているものが命を守る砦になることがあります。雨具はその最たるもの。少々値が張っても、大切なお子さんには高機能のものを購入してあげてください。

通園通学用はNG

 

3.防寒着

夏山登山でも防寒具は必要です。特に体格の小さい子どもは体温が逃げやすく、夏でも体温が急速に低下して低体温症になることがあるため注意が必要です。

雨具は雨や風を防ぐことはできますが、防寒着にはなりません。

雨具の中に着れるような、軽くてかさ張らないウェアがいいでしょう。フリースや中綿入りジャケットなどがおすすめです。

 

4.登山靴

子ども用登山靴 montbell

天気がいい日に整備が行き届いた登山道を歩くなら、はきなれた運動靴で問題ありません。

ただし、雨が降ったあとのぬかるんだ道や、砂や細かい石が堆積している「ザレ場」では、運動靴では滑りやすく、足首が疲れて捻挫や転倒のリスクも出てきます。

最初のうちはいいとしも、長く登山を楽しみたいのであれば本格的な登山靴を購入しましょう。

登山靴と厚手靴下はセットです。購入の際には、登山用の厚手靴下をはいた上で試し履きするようにしてください。

 

5.帽子

子どもの顔の高さにあったタラノキ

子どもの顔の高さにトゲだらけのタラノキが…雨具のフードで保護

帽子は紫外線対策や頭部の保護になるだけでなく、防寒にもなります。通気性が良くサイズが合った帽子を必ずかぶらせるようにしましょう。

通気性が悪いと、暑がって帽子を脱ぎたがります。真夏は麦わら帽のような通気性の良いものがベストです。

休憩のたびに脱がせて、汗を拭いてあげると不快な蒸れを軽減できるでしょう。風で飛ばされないように、ゴム紐やクリップをつけてください。

野球帽タイプは、ツバが頭上の視界をさえぎり、木の枝などに頭をぶつけることがあるためおすすめしません。

 

6.サングラス

大人はサングラスをしているのに一緒にいる子どもは無防備・・・山に限らずよく見かける光景ですが、子どもこそサングラスを必要としています。

一般に、人は18歳までに一生で浴びる紫外線量の半分以上を浴びるといわれています。

300m標高が上昇するごとに紫外線量は4%増加しますから、登山ではより多くの紫外線を浴びることになります。

紫外線の影響は蓄積していくもの。将来、白内障や黄斑変性症といった眼病を引き起こす可能性がありますから、子どものうちからケアしていくことが大切です。

日本には子どもがサングラスをする文化がないため、自分の子どもだけ・・・と躊躇する親は少なくありません。

そんな人は、透明のUVカットレンズが入った伊達メガネのようなサングラスを選ぶといいでしょう。

また、背の低い子どもは、登山道脇の笹や草などが目に当たったり入ることもあります。目を保護する対策をしっかりとしてあげてください。

 

7.ザック

子ども用ザック montbell両手を開けておく必要があるため、荷物はザックに入れて背負います。軽くて体に合ったものなら、登山専用でなくてもかまいません。

骨格が発達途中にある子どもには、重たい荷物を背負わせてはいけません。

ほとんどの装備は大人が背負い、本人に持たせるのはおやつや飲み物など、軽いものにとどめましょう。

休憩のたびにザックの中からおやつを取り出して、何を食べようかなぁと迷うのも、子どもにとっては登山の楽しみのひとつです。

 

子ども用のオススメ登山グッズ

お気づきかもしれませんが、我が家では子ども用の登山グッズはほぼ全てモンベル製品です。通園用の雨カッパや長靴、スノーシューズもモンベル。

意識して揃えたわけではないのですが、モンベルの製品は耐久性が高くて、品質を考えるとコストパフォーマンスが抜群。色もキレイですし。結果的にモンベルになっています。

イチ押しは90%以上の高いUVカット効果がある速乾素材の長袖Tシャツ。

夏に着るロングTシャツって、子ども用はなかなかないんですよね。汗っかきで日焼け止めも流れ落ちてしまう子どもには、特にオススメです。

 

レクタングル(大)336×280




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