歩き方にはポイントがあります。知っているだけで、行程の長い登山であればあるほど疲れの差が大きくなります。
1.バテない歩き方のポイント
歩幅は小さく、脚が疲れず息切れしない速度で歩きます。
OK:少しずつ上る
NG:一気に上る
2.バテない下り方のポイント
段差を小さくして、そっと足を下ろします。
OK:小刻みに下りる
NG:一気に下りる
3.ガレ場の歩き方
足元を確認しながらゆっくり体重移動します。
OK:バランスを取りながら歩く
NG:四つん這い
4.滑る歩き方、滑らない歩き方
【石の上】
OK:尖ったところは滑らない
NG:平らなところは滑る
【怖がってへっぴり腰で歩く】
OK:姿勢はまっすぐ(手前の人)
NG:怖がって腰が残る(後ろの人)
5.ストックを使った歩き方
頼りすぎないように、補助的に使います。
OK:先にストックを突いてゆっくりと足を下ろす
NG:体重を乗せすぎて転倒の危険がある(両ストックをかなり前方について体重を預けている状態)
こんなことで?!と思うかもしれませんが、疲れの差は顕著です。ぜひ実践してみてください。