子どもと登る

初めての登山は天気の良い日を選ぼう

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藻琴山 登山口 登山届

初めて子どもと登山するときは、天気の良い日を選びましょう。

アウトドア活動は天気に左右されます。雨がしとしと降る中、ドロドロの登山道をひたすら歩いて楽しいと感じる子どもはいません。

何度も登山に行ったことがある子なら、困難な状況を乗り越えるのも良い経験になるでしょう。

でも、最初の登山だけは絶対に譲れません。その子にとって、山との付き合い方を左右する分水嶺になるかもしれないからです。

適温でほとんど風がない晴れた日がベストです。良い天気に恵まれて楽しい思い出になれば、また山に行きたくなるのは間違いありません。

 

 

1.山の天気を予測する

登山 休憩中の子どもたち平地と違って山の天気は変わりやすく、特に午後になると雨が降りやすくなります。また、地上の天気よりも6時間程度早く崩れ、回復も地上より遅くなります。

そのため、気象条件の良い日を選ぶには、当日だけでなく、前日や翌日の天気も知っておかなければなりません。

明日低気圧が来るから今日のうちに登っておこうと出かければ、山ではすでに天候は崩れ始めている可能性が高くなります。

台風一過で抜けるような青空が広がっていても、猛烈な吹き返しの風に遭遇するかもしれません。

「気象条件の良い日を厳選していたら、なかなか登山に行けない」と思うかもしれませんが、子連れ登山はそれくらい慎重でちょうどいいのです。

 

2.山の天気予報サイト

山の天気に特化したサイトを利用して、情報を入手しましょう。無料でも良質なサイトがあります。

気温や風速などの予測もしていますので、参考にしましょう。

但し、入手できるのはピンポイントの天気です。冒頭でもお伝えした通り、天気予報は登山日だけでなく前後も確認する必要があります。

地上の天気予報で範囲を広げて把握しておきましょう。東京なら、大阪くらいまでは確認しておくといいでしょう。

天気予報サイトの中には、山の天気と書いていても、よく見ると麓の街の天気予報だということがあります。利用の際には注意してください。

 

3.雨と風は登山中止のサイン

霧の東雲湖初めての登山が雨なら即中止です。

風が強くなりそうだったら、やはり中止です。

プロのガイドは雨よりも風を恐れます。雨具を着用したうえで雨に降られるだけならそれほどでもありませんが、汗や雨で濡れた体が風に吹かれると、真夏でも低体温症の恐れがあるからです。

山の天気は地上の天気より悪くなります。山の地形が上昇気流を生じさせ、雲を発達させて雨を強く降らせるからです。

晴れ渡った澄んだ青空も要注意です。澄んでいるのは上空が強風である証拠です。山の上では地上より風が強いのは当然ですが、山の地形が風を収束して、時にとてつもない突風を生み出します。

 

山では標高が100m上がるたびに、温度は約0.6度低くなります。平地の気温が25度だとすると、1000mの山の頂上は19度です。

そこに風が加わるとどうなるでしょうか。

条件にもよりますが、風速1mで体感温度は約1度下がります。風速10mのやや強い風に吹かれたら、体感温度は9度になる計算です。

ここに雨が加われば状況はより過酷になります。

単に楽しくないだけでなく、子どもは大人より低体温症になりやすいため、体調面でもリスクが大きくなります。

雨や風が伴う気象条件下では、子連れ登山は避けたほうがよいでしょう。

山の天気について詳しくはこちらをどうぞ。

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