登山に行く時は自家用車を利用していますが、汗と土埃で汚れたまま車に乗るので、シートを汚さないようにモンベルのカーシートカバーを使っています。
夏は登山やキャンプ、水遊びに海水浴、冬はスキー板やソリをのせたりと、1年を通して重宝している我が家の必需品です。
アウトドアにはモンベルのカーシートカバーがオススメ
使い始めて15年前ほどになりますが、当時は他にこのような商品がなくて、求めていたものにようやく出合った感動がありました。
現行モデルとはやや違いがありますが、我が家で使用している旧モデルを例におすすめポイントを解説します。
どんな車のシートでも装着できる
このシートの良さは、どんな車のシートでも装着できること。
エプロンを大きくしたようなシンプルな形状で、一見すると簡素な作りですが、だからこそシートの形状を選びません。
車を買い替えても使えますし、運転席や助手席だけではなく、後部座席でも使用することができます。
自分の車以外でも付けられるので、山仲間の車に乗せてもらうときも持参しています。
他のメーカーではシートを全体的に包みこむ立体タイプもでていますが、フロント席(運転席・助手席)・リア席(後部席)用と限定されてしまうものが多いですね。
汎用性ではモンベルのカーシートカバーに敵いません。
脱着がカンタン
シンプルな形なので脱着がカンタンです。
これもまたモンベルならではの良さ。
そもそも、モンベルのカーシートカバーは、アウトドア活動で一時的に使うことを目的としています。
付けっ放しのカバーとは趣旨が違いますから、簡単じゃないと意味がないわけです。
わたしの持っている旧タイプは、シートにひょいと被せてベルトを後ろに回すだけ。
【下山したらカバーを付けて温泉に行き、お風呂から上がったらカバーを外して家に向かう】そんな短時間の使用でも、付け外しが苦になりません。
現行モデルはベルトが1本増えてベルクロ付きになっているなど若干の違いはありますが、脱着がカンタンなのは同じ。
むしろ進化してより便利になっています。
どんなに良いものでも、手間がかかると取り付けるのが面倒になって使わなくなってしまったり、付けっ放しになってしまいがちですよね。
アウトドアで必要なときだけ使うのですから、取り外しは楽じゃないと。
防水性がある
モンベルのカーシートカバーを購入する前はバスタオルを敷いていましたが、大量の汗をかいたときはバスタオルでは追い付きません。
シートまで汗が染み込んでしまうので、回数が重なってくるとだんだん臭いも気になってきます。
代わりにビニール袋を敷いてみたこともあるのですが、ツルツル滑るんですよね。
そのたびに無意識に体が体勢を修正するのですごく疲れます。これは1回でやめました。
試行錯誤した経験があるものとしては、防水性がありながら滑らないモンベルのシートカバーの有難味がよくわかります。
ただし、通気性がよくないので、暑い季節に長時間使用すると蒸れが気になります。
コンパクトに収納できる
生地が薄くてかさ張らないので、使わないときは小さく畳んでおけます。
現行モデルは、小さくたたんでベルクロで留めることができます。
保管用のスタッフバッグ(収納袋)も付いてきますよ。いいなぁ。
登山に行く時は、ザックや登山靴に始まり、車の中で食べる朝食や、下山後に入るお風呂道具や着替え一式・・・と、やたら荷物が多くなります。
コンパクトになればなるほど助かります。
持ち運びにも便利なので、山仲間の車に乗せてもらうときは、エチケットとして必ず持っていくようにしています。
人さまの車に汚れたまま乗るのは、自分の車以上に躊躇しますからね。
デメリットとしては、薄い生地がシートの上にかかっているだけなので、乗り降りするときにズレたりシワが寄ったりすること。
装着時のフィット感もありません。
必要なときだけ使うものですから、付けっ放しのインテリア的シートカバーと違ってフィット感が劣るのは致し方ありません。
まとめ
『カーシートカバー』で検索をかけるとたくさん表示されますので、比較するときは『登山で使う』ことを念頭に選ぶようにしましょう。
登山のひどい汚れ(=ぬかるんだ登山道で泥はねしたり、尻もちついたり、数日間の縦走を終えて自分で自分が臭いほどの汗汚れ)には、飲み物や食べ物などの『日常的な汚れ防止』を想定したシートカバーでは対処し切れません。
値段があまりにも安い無名メーカー品は『見た目は同じだけどカバー力がぜんぜん違う』こともありそうなので注意しましょう。
その点、モンベルのシートカバーはアウトドア目的に作られていますから安心です。
汎用性、耐久性があり、コストパフォーマンスに優れていますし色もいいですよね。
価格や品質と同時に、デザインも妥協したくない人におすすめです。
ということで、モンベルカーシートカバー『現行モデル』を紹介しました。
例にあげた旧モデルはベルトが2本ですが、現行モデルはベルクロ(マジックテープ)付きのベルトが1本増えて、シートへのフィット感が向上しています。
収納するときはくるくる巻いてベルクロで留めてコンパクトにしたり、付属のスタッフバッグ(収納袋)に入れることもできますよ。
ますます使いやすくなってます。
現在はモンベルのオンラインショップで入手可能です。下にリンクをのせておきますね。