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スマホGPSは登山で使えるか、気になっている人必見!「現在地の表示」ツールがおすすめです

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ほとんどのスマホには、GPS機能が標準装備されています。

これって登山でも使えるんだろうか?

ずっと気になっていたので、活用方法を探ってみました。

結論から言うと、道迷い防止のためのルートチェックに使用するなら、地図とコンパスの補助的位置づけにするのがベターです。

また、スマホは持ち歩くけどGPSとして使わない人も、機器やアプリの操作に慣れていない人も、「現在地の表示方法」はしっかり覚えておくことをおすすめします。

位置情報(緯度経度)が分かると、事故や遭難時に速やかな救助につながります。スマホを持っているなら知らないともったいない機能です。

この記事には、スマホGPSのメリット・デメリット、手持ちのスマホ(エクスぺリアA4)とアプリ「ジオグラフィカ」で検証した使用感などを載せていきます。

最後に「現在地の表示」方法を載せています。これだけは、ぜひ覚えておいてください。

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スマホGPS機能とは?

GPS(Global Positioning System)は、もともとアメリカ軍の位置確認のために作られたシステムです。今ではカーナビに代表されるように、わたしたちの暮らしに不可欠なものになりました。

スマホGPSは、GPS衛星からの電波を受信して現在地を特定するもので、スマホ本体に装備されているGPSとアプリを組み合わせて使用します。

上空のGPS衛星3基からの情報で位置を特定し、受信するスマホ内の時刻(衛星時刻との誤差がある)を同期させるため、4基目からの時間情報で正確な位置を特定します。

簡単にいうと、4基の衛星で現在地を特定することになります。

 

メリット

登山でスマホGPSを使うメリットを挙げてみます。

  • ほとんどの人が既に持っている
  • 常に携帯している
  • アプリをインストールすればいいだけ
  • GPS、電話、カメラ、記録など、様々なことが1つで済む
  • 新たにスマホを購入するとしても、初期投資は登山専用GPSに比べてはるかに格安

スマホは多くの人にとって生活必需品であり、みなさん常に持ち歩いています。「せっかく持っているなら使おう」となるのは自然な流れ。

アプリも無料でインストールできますし、操作もそんなに難しくありません。若い人ならあっという間にマスターしてしまうでしょう。

新しい機種やアプリが次々出てきますから、どんどん使い勝手が良くなっていくことは間違いありません。

GPS、地図、通話、カメラや記録など、いろんなことがスマホ1つで済んでしまうため、軽量化にもつながります。それぞれ個別に持っていくことを考えたら、これはかなり魅力的ですよね。

従来は登山でGPSを使うなら、高額な登山専用GPSを買うしかありませんでしたが、スマホと登山地図アプリの登場で状況は激変しました。

すでに所持している人がほとんどで初期投資が要らず、無料で始められるうえに、上位機種ともなれば高額な登山専用GPSと機能的にほとんど遜色ありません。

登山専用GPSとの比較をするなら、圧倒的にスマホGPSに軍配が上がります。

積雪期の使用や沢詰め、ハイマツ漕ぎのような道なき道を行くのでなければ、5~6万円もする専用GPSを購入する意味合いは感じられません。一般的な夏山の尾根歩きで使用するなら、スマホで十分代用がきくでしょう。

ただし、登山専用GPSだろうとスマホGPSだろうと、電子機器ゆえの弱点があります。

最近は、地図とコンパスの代わりにスマホGPSだけを山に持ち込む人も多いと聞きますが、脆弱性のあるシステム1本に頼るのはおすすめできません。

わたしの考えでは、登山GPSもスマホGPSも「地図とコンパス」のサブ的な位置づけです。

何をメインにするかは人それぞれとしても、代替手段を必ず用意しておきましょう。リスクは可能な限り分散させるべきだと考えます。

 

デメリット

スマホとモバイルバッテリー

モバイルバッテリーは必須です

  • バッテリーの持ちが悪い
  • 画面が小さい
  • 壊れやすい(水、塵、衝撃など)
  • 月々の通信費が高い
  • キャッシュ型地図アプリでは事前に地図を表示しておく必要がある

登山仲間と話すと、共通して挙げるデメリットがあります。「バッテリーの持ちが悪い」「画面が小さい」ことです。

バッテリーの持ちに関しては、スマホ普及から10年経っても悪いですね。充電用のモバイルバッテリーを携帯しないといけません。電池が無くなれば無用の長物です。

これ1つで写真撮影やメール送信ができる多機能がウリですが、使いすぎると逆にアダとなってバッテリー不足を引き起こします。活用次第ではメリットにもデメリットにもなります。

画面が小さいことに関しては、物理的な問題です。欲をいえば、タブレット端末くらいの画面サイズが欲しいところですが、登山には非現実的です。

画面を拡大すると現在地が地図の中にポツンと表示されるだけで、周囲の地形(山の起伏など)が分からず、縮小すると細部が分かりません。全体を俯瞰しながら細部も把握するのは、紙の地形図にはかないませんね。

機械なので壊れるリスクも考慮しないといけません。最近のスマホは防水タイプが多いものの、それはあくまで新品時のときの性能。毎日持ち歩いていれば、酷使され、微小なヒビも気付かないうちに入ります。

限られた大きさに部品を詰め込んでおり、防水パッキンも必要最低限の太さしかなく耐久性という点で不安があります。雨や粉じん、衝撃から守るために、耐衝撃・防水ケースにいれておくのがいいでしょう。

キャッシュ型地図アプリは、山で初めて地図を見ようとしてもデータは表示されません。街中でレストランを探すようにはいきませんから、アプリの使い方を熟知しておく必要があります。

 

 

手持ちのスマホ(エクスぺリアA4)とアプリ「ジオグラフィカ」で検証してみた

スマホアプリジオグラフィカ

周囲の登山愛好家に利用者が多い、キャッシュ型のオフラインGPS地図アプリ「ジオグラフィカ」をインストールして、テストしてみました。

発生した不具合についての報告です。

不具合1 地図が表示されない 

地図がキャッシュにないとみれない

初めて使ってみたときの話です。

あらかじめ地図を読み込んでいなかったので、自分の居場所がポツンと表示されるだけでした。アプリに精通していないとやってしまいがちですね…。

キャッシュ型地図アプリは、3G,4G回線(携帯電波)の入る場所で事前にアプリを立ち上げ、地図を表示させておくことで端末内にデータを残しておくことができます。

地図データがあるとこのように表示されます。

キャッシュに地図があると見れます

原因:山では3G,4G回線(携帯電波)が入らず、地図データが読み込めなかった

対策:3G,4G回線の入る場所で、あらかじめ地図データを読み込む必要がある

考察:アプリに精通していなかったというヒューマンエラー

街中でレストランを探す地図とは、使い勝手が違うことを理解しておく必要があります。

事前に自宅などで、登る山の地図を登山ルートの確認も兼ねて見ておきましょう。それによって圏外でも機内モードでも使えます。

なお、拡大/縮小して、広域地図、拡大地図それぞれを見ておく必要があります。見ていないデータは端末内に残りません。

 

不具合2 コンパスの向きがずれている

GPS方位ずれ

コンパス(赤矢印)は北に向いているはずですが、なぜか西北西方向を示しています。

GPS方位補正

補正したら正しく北向きに直りました。

原因:山に限った現象ではなく、スマホ機器の実力によるものと考える

対策:スマホを8の字に数回動かすと、向きが補正される(コンパスのキャリブレーション)

考察:スマホGPSの信頼性は100%ではない

愛用のスマホ(エクスぺリアA4)は、当アプリやグーグルマップに関わらず、アプリ立ち上げ直後は十中八九向きがずれています。比較的GPS機能が優秀といわれるiPhone7でも試してみましたが、同様でした。

わたしには、遭難時に、冷静に補正操作したり、補正が完了したか確認できる自信がありません。

道迷いするときは「正しい方角が分かっていない」状態です。スマホGPSの指し示す誤った方角に従ってしまうことも十分考えられます。

 

不具合3 冬山では画面が乱れることがある

冬山登山

どんな電子機器も厳寒期の使用は厳しいもの。スマホも例外ではありません。

画面がスローモーションがかかったような動きになったり、ディスプレイが暗くなったり、電池の残量がが急激になくなってシャットダウンすることは、スキー場でナイタースキーをしていても起こりました。

原因:液晶の原理によるもの

対策:カイロなどで冷えないようにする(体温だけでは追いつきません)

考察:スマホの温度管理が必要

スマホには動作を想定する温度帯があります。愛用しているスマホの動作条件は5℃~35℃です。

スマホGPSと登山専用GPSは多くの弱点を共有していますが、動作温度は登山専用GPSのほうが幅広く(GARMIN Oregon 650TCJ2は-15℃~70℃)、アウトドア専用に作られただけあると感じます。

 

不具合4 冬山用グローブで操作できない

冬山登山グローブ

冬山の手袋は厚手で、ときにはダウン入りのオーバーミトンをするくらい。そんな手袋ではスマホの操作ができません。

原因:物理的な問題

対策:インナーグローブをスマホ操作可能タイプにして、アウターグローブを外して操作する。タッチペンを使用する。

考察:使い勝手が悪い

マイナス温度の状況下で素手を出すと凍傷のリスクが生じます。スマホ機種によっては、金属ケースのため、冷えた金属による凍傷の危険もあります。

スマホ操作可能グローブは通常用途として市販されていますが、冬山登山用としての性能(保温、速乾性など)はないと思われます。

立ち止まって懐から取り出すたびに、手を冷やさないようにしたり、冷気にさらされて電池が消耗するなど、道迷い防止のためのツールなのに頻繁にチェックするのがはばかられるというジレンマに陥ります。

 

不具合5 特に冬山では電池が持たない

酷寒冬山

通常使用でもバッテリーの持ちが良くないといわれるスマホです。冬山となればより顕著です。

原因:リチウムイオンバッテリーの特性による実力。GPS受信はさらに電池を消耗させる

対策:断熱性の高い袋に入れ、かつカイロで保温。電源はこまめに切る

考察:バッテリーの温度管理が必要

「液晶画面が乱れる」不具合でもお伝えしましたが、動作条件(5℃~35℃)外での使用であることを認識したうえで使用する必要があります。

バッテリーは化学反応でエネルギーを取り出すものです。化学(ばけがく)の世界では、温度が10℃上がればおよそエネルギーは2倍、10℃下がれば半分になるのが常識と言われます。

スマホを冷やさないことに尽きますが、冬山では荷物の飲料水が凍るほど。肝に銘じてスマホの管理を考える必要があります。

冬山でのスマホGPS使用は、基本的におすすめできません。

 

不具合6 シルバコンパスの方位磁針が狂った

コンパスの磁針がくるう

スマホとシルバコンパスを近づけた状態で登山をしたら、シルバコンパスの磁気が狂いました。

原因:スマホが近くにあり、スマホが発生する磁気で方位磁針に影響を与えたと考える

対策:スマホとシルバコンパスをおおよそ30cm以上近づけない

考察:いざというときコンパスが使えないのでは本末転倒

わたしは、スマホGPSを「地形図とコンパス」のサブ的な位置づけで考えています。そのサブが、メインを壊してしまったのでは元も子もありません。

スマホはコンパスを狂わせる「強い磁気が発生するもの」のひとつです。登山者はこの事実を知っておくべきですね。

 

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【結論】スマホGPSは現在地の表示ツールとして使う

スマホGPS機能は命を守る砦になる

スマホGPSの特性をふまえると、登山で使うなら、現在地(緯度経度)を特定するツールとしての使用がベストという結論に達しました。

ガスがかかっていても、吹雪(ホワイトアウト)で視界が効かなくても、現在位置の緯度経度が分かります。沢や谷に入ると精度が悪くなることはあります

 位置地(緯度経度)が分かると、事故や遭難時に速やかな救助につながります。もしものときの命綱になる素晴らしいツールなのに、あまり注目されていないのが残念でなりません。

2017年10月、大雪山系旭岳で吹雪のため4名が道迷い遭難した事例です。(2017年10月20日北海道新聞より抜粋、個人名は伏せます)

○○さんが110番に使ったスマホには、現在位置の緯度、経度が分かるGPS機能があった。道警は17日夜から18日朝にかけ計5回、○○さんとやりとりした際に機能の使い方を伝えたが、電波状態が悪い中、操作に手間取り、うまく表示できないままバッテリーが切れたという。

10月19日早朝、現場から4人は無事救助されましたが、操作がスムーズにできていたらもっと早く救助されたでしょう。吹雪の中でも生還できたのは幸運だったとしか言いようがありません。

というわけで、GPSとして使わない人も、機器やアプリの操作に慣れていない人も、スマホユーザーなら「現在地の表示方法」だけはしっかり覚えておくことを強くおすすめします。

 なお、現在位置の特定は、ほぼ全てのスマホに標準装備されている機能でできますから、アプリをインストールする必要はありません。

 

ルートチェックツールとして使用するなら、地図とコンパスの補助的位置づけにするのがベター

スマホGPS単体での使用には大いに不安が残ります。

機種によってGPS精度に差があり、信頼性に疑問符がつくこと。電子機器として逃れられない電池切れの可能性。壊れることも考えられます。

谷筋では捕捉できる衛星が減るので、精度が下がります。道迷いして本来のルートから大きく外れた場合、アプリによっては地図を表示することができない可能性もあります。

地図とコンパスの読図技術の習得は根気がいるため、初心者ほどスマホGPSに頼り切ってしまう傾向があります。

ですが、この通りスマホも完ぺきではなく、なにかアクシデントが起きたときにリカバリーできる方法を用意しておかないといけません。

その方法とは、やはり「地図とコンパス」。スマホGPSを駆使するにしても、地図とコンパスは必携で、ベースとなる読図技術の習得は必須です。

ということで、スマホGPSをルートチェックツールとして使うなら、地図とコンパスで読図することを基本として、スマホGPSを補足的に使うことをおすすめします。

たとえば、遠くに見える山の名前を知りたいとき。持っている紙の地形図には山行ルート周辺の情報しか載っていなくて分からない場合も、スマホGPSを起動させれば広域まで調べることができるでしょう。

さらには、どちらかを単体で使用するより、組み合わせて活用するほうが安全性が高まるメリットもあります。

そんな例を紹介します。

地図とコンパス、スマホGPSの複合的な活用例

濃いガスで視界が利かず、道迷いしたパターンを想定してみます。

道迷いに気づく

スマホGPSで現在地を把握する

地図に現在地を落とし込む

GPSの誤差を考慮し、念のため地図とコンパスと周囲の地形で現在地を確認する。

地図とコンパスを使って進むべき方向を割りだし、正しいルートに戻る

地図とコンパスは道迷いしないためのツールです。迷ってしまってからでは、現在地を割りだすのが容易ではありません。ガスや吹雪などで視界が利かないときは、周囲の地形から現在地を割りだすこともできず、ほぼお手上げ状態になります。

この例のように、「地図とコンパスだけ」「スマホGPSだけ」よりも、「地図とコンパス、スマホGPS」を組み合わせて使用したほうが、リカバリーの可能性が増して、登山の安全性を確保できるのです。

また、スマホGPSで表示された現在地の緯度経度を地図に落とし込むことができます。事前に地図にGPS用の緯度経度のマスを記入しておく必要があります。GPSソフトによって緯度経度は10進法(例:134.5°)と60進法(例:134°30′)があるので注意してください。

緯度経度を記入した地図

緯度経度は60進法です

読図については、こちらに書いていますので合わせてどうぞ。

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これだけは覚えておきたい「現在地の表示方法」

いざという時のために、自分の位置を正確に伝えられるよう、現在地(緯度、経度)の表示機能をマスターしておきましょう。

ほとんどのスマホに入っているグーグルマップを使います。
※この方法は通話ができる状態(携帯電波3G,4G回線がつながる)でないと使えませんのでご注意ください。

グーグルマップで緯度経度を調べる

緯度経度は10進法です

グーグルマップでは、【長タップ(長押し)】すれば、画面の上に現在地【緯度、経度】が表示されます。

上の画面では、現在地は【北緯43.525196°、東経142.849497°】になります。

グーグルマップでは【10進法】で表示されます。登山GPSや地図に記入する緯度経度は60進法ですので、併用する際は注意しましょう。

~10進法から60進法への変換の仕方~

北緯43.525196°を「分秒」の60進法に変換してみます。

①北緯の小数点以下【0.525196】に【60】を掛けます。
0.525196×60=31.51176⇒31分51秒

②実数部と小数点以下を組み合わせます。
43度31分51秒⇒43°31′51″

救助要請では、表示されたまま伝えるだけで構いません。冷静に伝えられるとも限りませんから、60進法に変換することは考えず、緯度経度の数字をありのまま伝えましょう。

余裕があれば【グーグールマップで10進法の緯度経度】と補足できれば確実です。

具体的手順は3ステップ

①グーグルマップを起動する(GPSもonにします)

GPS オン

GPSがオンになりました。下のようなマークになっていればOKです。

GPS オン

GPSがOFFのままの場合、?マークとなりますので、ここをタップしましょう。

GPS オンになっていない

②右下にあるこのマークをタップする

このマークで現在地

これにより、現在地に移動します。

③現在地を長タップ(2秒くらい)する

緯度経度が表示

緯度経度が表示されます。※緯度経度は10進法

 

【注意】電池を消耗しないように「機内モード」にしておきましょう

機内モードとは、その名の通り飛行機に搭乗しているときを想定した設定です。

スマホは、通話していないときでも常に電波を探しています。山中のような電波が弱いところや圏外にいると、電波を探そうとしてバッテリーを消耗してしまうのです。

登山中は、GPSに電力を注力するためにも、もしものときの通信手段を確保するためにも、3G,4G回線(携帯電波)をオフにして、余計な電力を消費を抑えておきましょう。

※市街地等では、GPSと3G,4G回線両者の電波を併用して早さと精度を確保しているそうです。グーグルマップは前述したように機内モードでは地図が表示されませんので解除してください。

もちろん救助要請や通話をしたいときは解除します。

機内モード

機内モード解除状態(携帯電波受信可)

 

多くの人が既に持っているスマホです。せっかく持っているのなら、活用しなければもったいないですね。スマホの特性を理解して、自分の山行スタイルに合致した、良いとこ取りをしてみてください。

ぜひ、参考にどうぞ。

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